自主管理をしている木造アパートに管理業務を行いに行った。電車で35分。駅からバスで8分。停留所から歩2分。
放置自転車の撤去と共用部の私物放置の対策についに動き出した。
めんどくさいし、へたするとお金がかかるかもしれない。
ネガティブな感情を持ったままだと前へ進まない。
自転車がかたづき、放置物がなくなれば、物件が美しくなり、居住者のための環境もより良く...
満室なのだが、万が一空室が発生した際には、家賃を上げることができる!
賃料アップ、利回りアップ、売却価格アップ。
良い事づくめではないか!
ていう妄想を脳裏に現場へおもむいた。
放置自転車5台に期限までに、なんとかしていただくようお願いする札をぶら下げた。
いったいいつから切れてるのかわからない共用部の蛍光灯と点灯管を取り替えた。
ゴミ回収箱周りの草を刈り取った。この土地はうちの所有ではないが、入り口で見映えが悪いので美化してみた。
怠惰な自主管理大家が、動き出すという「想念」を感じ取ったのか、放置物満載のプチゴミ屋敷を形成しつつあった賃借人の部屋の前が、なぜか若干かたづいていた。
各戸のポストへ、自転車撤去と放置物おかたづけのお願いの手紙を入れた。この手紙の中には、これから6カ月分、月末までに家賃を振り込んでいただいた賃借人には、3000円分の商品券か図書券をプレゼントするという企画を書いてみた。
5月にオーナーチェンジした物件だが、現在まで、毎回、期限を過ぎて滞納なさる方がいらっしゃる。なんとか状況が改善しないものかと思案した苦肉の策である。
毎回、普通に期限までに家賃を払っていただいている方にとっては、簡単にクリアーできるハードルで、労せずして3000円分のチケット獲得だ。
午前10時30分から出発して午後2時には完了したミッションであった。
3時間半ほどの労働力を投入したわけだが、この投入時間が、これからのキャッシュフローにどう影響するのかを計るのは難しい。
サラリーマンである自分の時給を、この時間にあてはめると、いったいどうなるのか。
よくワカラナイ。
しかし、賃貸経営においては、労働時間投入をなるべく少なくしてキャッシュフローを積み重ねていくということが重要である。
やたら労働力と時間を投入し続けていては、キヨサキ先生言うところのネズミ競争のネズミになってしまう。
「ああ、大家として良いことしてるなあ~」と、自分にうっとりしているだけでは、ネズミ競争から抜け出せないのではなかろうか。
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