大卒の初任給は1952年で9000円だったそうだ。
今は21万円。第二次大戦前は100円だったという。
投資としての不動産は、現物であるから、インフレの場合は、有利であるように思える。
お金の価値が急速に下がるほど土地と建物の価値は急降下しないと考えられるからである。
しかし、90年代のバブル崩壊では、地価は場所によってはバブル崩壊前の7分の1まで落ちたという。
またもや、そのようなことが日本の不動産市場で起こるのだろうか。
起こり得るだろう。
市場はバブルと暴落を繰り返す。それは歴史的な事実であり、市場経済はそのような循環を繰り返している。
この市場経済の循環と波に、うまく乗って、お金を増やすことができた者だけが成功した投資家と言える。
インフレの時は、お金を持つより、物を持った方が有利だとすれば、いったい何を持ったらよいのか。
価値の下落が少ない物を持つのが有利だろう。
ローンの返済が終わった不動産を持っているのが理想だろうが、例えローンの残債があっても、貨幣価値が下がっているのならラッキーだ。
不動産が底値の時に買ったのなら、高インフレ時に、お金の価値は下がり、不動産の価値は相対的に上がる可能性が高い。
ハイパーインフレなどというものが近い将来やってくるとしても、今、価値のある収益物件を積算以下で買っておけば、リスクヘッジになる...と思う。
*銀行融資状況-スルガでアパートローンより住宅ローン借りて賃貸併用住宅の方が良い?
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