ご夫婦で収益物件を経営されている赤川夫妻の初めての1棟もの物件の空室を内見させていただきました。
さすがに普段から不動産投資の勉強と研究を怠らないお二人の努力が実っているという感じでした。
特にステキだったのは、部屋の古さや汚れから「目をそらす」小物のテクニックです。
部屋の壁紙やフロアは、夫妻がリフォームをする前に、業者が、工事をしていましたので、手を加える余地がなかったようです。
それ以外の部分をいかにお金をかけずに、見栄えを良くして賃借人を引きつけるかを工夫されていました。
部屋のレベルにマッチした絶妙のディスプレーは、管理の不動産業者も「これは業者さんがこのような企画をされたのですか」と聞かれたほどの出来映えでした。
物件の引き渡しの瞬間から、リフォームを実施し、すでに申し込みが入っているそうで、お二人の気合いが感じられます。
「金をかけずに」しかも「センス良く」というのは、やってみなければわかりませんが、すごく難しいのです。
一点豪華主義で、古ぼけた部屋には不釣り合いな高級な設備を付けてしまったりとか、不必要なハイテク設備を新設したり、ということはよくあります。
この部屋にはカラーテレビモニターフォンもありませんし、シャワートイレも付けていません。
奥様の手作りの額縁やイケヤの照明などを効果的な位置に
配してあるのです。
高価なものはひとつもありません。
コストパフォーマンスを最大に追求することがリフォームの成否を決めるなと思いました。
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