自分で賃貸併用住宅を建てておいてこういうことを言い切ってしまうのもナンだと思います。
でも、確かに儲けることは難しいんです。
住宅ローンを利用することはできるが、ローンの額は予想より膨らんでしまう可能性があります。
しかも、賃貸の部分を50%以下に抑えなければなりません。すると減価償却を取れる額も減ります。
さらに、大きな問題は建築費です。
これを素人が低く抑えるのは至難のワザです。
ハウスメーカーに丸投げなら、ぼったくられます。
工務店にお願いしても建築費のカラクリに詳しくなければ、まけさせるのは難しいでしょう。
うちのように建築家に設計・監理をお願いしたら、建築費の10数%はもっていかれます。
土地を持っていれば、建築費にある程度お金をかけられるかもしれませんが、投資として見れば、まず利回りは期待できません。
ネガティブ条件ばかり、挙げてみましたが、これらの条件をプラスの方向へ持っていける力のある人だけが、賃貸併用住宅を建てるうまみがあるのではないでしょうか。
土地を持っていて、建築費を安くすることができるのは、「設計能力の高い工務店兼不動産投資家さん」みたいな人ではないでしょうか。
あっ、土地っていうのは賃貸の需要がある場所じゃないとだめですよね。
ハードル高すぎ!
もし、あなたがそんな条件と能力のある人だったら挑戦してみてください。
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