2010年6月24日木曜日
350万円リフォームで12万円の家賃は投資じゃないけど...
テレビを見ていたらとっぴょうしもない賃貸部屋をつくって物好きに貸している不動産業者を紹介していました。
「楳図かずおプロデュース」かなと想像しちゃうような紅白シマシマの部屋。
ラブホテルのような巨大なタイル風呂で色はケバイ赤が基調。
誰が住むねん!
つっこみ入れられたいがためにつくったような賃貸部屋ばかりです。
最後はプロレス部屋でした!
1Kの部屋を改造して「リングもどき」を窓際に設置してます。
プロレスマニアを賃借人として狙ってるようですが、それって違うでしょって感じ。
これで、家賃はリフォーム前7万円を12万円に上げて貸してるそうです。
工費はナント350万円!
いったいどこの大家がそんな金だすねん!
なんてね。
大家がそんな金かけて家賃を上げようと思うわけありませんよね。
これは不動産業者が自社物件で遊んだだけだと思います。
しかもテレビでの宣伝用につくったのでしょう。
確定申告では、なんらかの経費(広告宣伝費?)として計上するつもりのはず。
番組の中ではこの業者は管理物件は何百もあると説明していました。
くだらないお金の無駄遣いに見えるものには、実は金もうけのスキームが隠れていることがあります。
常識的には、リフォームなど経費にお金をかけることは、NGです。
でも、それは規模の小さい個人の投資家が賃貸運営していくうえでの話かもしれません。
経費をかけてもテレビで宣伝してもらえば、純粋に広告費をかけてほかの媒体で宣伝するよりもずっと安く済んで効果的なのかもしれません。
同じリフォームでも低所得投資家と大規模事業では、やることの意味が違ってます。
面白いですね。
経費は事業を拡大させるために必要なものです。
では、リフォームの経費は何なのでしょうか。
リフォームであろうと何であろうと、事業を拡大させて儲けに貢献するのであれば高い経費をかけることも正解でしょう。
単純にリフォーム費用を抑えるということが、すべての不動産投資家にとっての正解ではないということだと思います。
ただ、現在のウチの状況ではひたすらリフォーム利回りを上げて、キャッシュを蓄積することが正しい方向性だと信じています。
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