不動産投資や賃貸経営は、はっきり言って電話とファクスだけ使えばすむような世界であったし、今でもそのような傾向があります。
そこに、ソーシャルメディアなんてものを持ち込むなんて、普通に考えたら無理ありすぎのような...。
とりあえず、ネットの世界での潮流を気にかけていることは、不動産に限らずビジネス全般において必須だという意識で参加しました。
8月1日に開催されたマスターマインドマーケティングセミナーで学んだことです。
ソーシャルメディアには効率性もなければ効果もない。
まずそこを見極めたうえで使い始めなければならないということです。
たしかにだるいです。
ツイッターをずうっと見ていていちいち反応しなくてはならない。
ブログに何か書くたびにFacebookにリンク貼らなきゃならない。
YouTubeにコメント付くたびに返信する。
結構時間を取られて手間がかかる割にいつ効果が現れるのかはわからない。
効果を得たい人にとっては、つらい作業になる可能性があります。
もちろん純粋にお金を生み出すなんて考えていない人は問題ないんです。
しかし、マーケティングは好奇心のある人が成功するそうです。
ソーシャルメディアは好奇心がないと続かないし、やる意味ないですね。
「ゲイリーの稼ぎ方」(原題:Crush It!: Whay NOW is the Time to Cash in on Your Passion)の著者ゲイリー・ヴェイナチャックもスカイプで米国の自宅から質疑に応じてくれました。
米国では16~22歳の人はツイッターはあまり使わないそうです。
なぜなら携帯電話でテキストメッセージ(ショートメッセージ)を一日中やっているからです。
ゲイリーがツイッターでやっていることは、何かを質問している人に答えて、自分のプロフィールを見てもらい、サイトURLをクリックしてもらうという流れをつくることです。
最初は売り込みはNG。ツイッター上で人間関係を築き上げてから初めて「売る」。
それを地道に実行しているから、ソーシャルメディア上で築き上げた人脈が、すごい売り上げにつながるわけです。
ツイッターの使い方の順番としては、人々が一体何を発言しているのかを調べて
→その人の疑問に答える→自分のツイッターへ人が来る→そこからブログやサイトへ呼び込む
そういう流れのようです。
この流れを不動産賃貸経営に応用できるのでしょうか。
賢い人ならできるでしょうね。
私は賢くないので、うまいアイデアは今のところありません。
賃貸募集の分野に限って考えてみると、ウチは通常、不動産仲介業者に頼っているので、ソーシャルメディアとの連携は、難しいかもしれません。
仲介業者に客付けをお願いする以前の段階で、何かうまいことをやれる可能性はあるはずですが、やたら手間と時間がかかることはやらない方が良いですよね。
でもチャレンジしないことには何も新しいことは始まりません。
すばらしいアイデアのある方は「こっそり」教えてください。
*銀行融資状況-スルガでアパートローンより住宅ローン借りて賃貸併用住宅の方が良い?
0 件のコメント:
コメントを投稿