2010年11月25日木曜日
不動産投資はサラリーマンの信用をフルに使うことがすべて
自分のスタイルでやれば人の教えをそのままなぞるより楽かもしれない。
人は皆必ずなんらかの「思いこみ」を抱え込んでいます。
この「思いこみ」というものは他人から刷り込まれたものが多いはずです。
特に最近思うのは不動産投資に関する思いこみが、自由な行動を妨げているのではないかと感じたからです。
「不動産投資は大きな金が動くので失敗したら危ない」
これは代表的な思いこみですが、冷静に考えると「危ない」投資なんていくらでもあります。
世の中、金がからんで危なくないことなんかないはずです。
ようするに、その人の考え方と使い方でいかようにも展開するだけです。
大きな金が動くから危ないという理由で、収益物件の選定に長い時間をかけて、細かい数字を計算して将来のキャッシュフローを推測して....
てなことを延々とやっているといつまでも物件は買えません。
どんなに細かく計算したり、不動産情報をくまなく調べたところで、金融資産の桁がふたつもみっつも違う人のところに来るような「優良物件」などいつまでたっても最底辺の投資家の手に転がり込んでくるわけはありません。
なんとなく自分で納得できるほどほどの物件を見つけたら、とりあえず買い付けを入れてみるのが最重要のプロセスではないでしょうか。
ローンの返済ができなくなるほどキャッシュフローが足りなくなったら物件を売るしかないわけです。
命は取られません。
少なくとも毎月の手残りがあって減価償却が取れていれば成功なのではないでしょうか。
収益不動産を1棟買ったからといって大儲けできるわけはありません。
小さな成功の積み重ねが、徐々に大きな富を呼び込むことになるはずです。
銀行は借りる人の背景を判断して融資を行います。
サラリーマンが不動産で融資を受けることができるのは、信用があるからだと思います。
この信用は一朝一夕でできるものではなく、毎日の積み重ねで築き上げられるものです。
ローン申込書には、必ず勤務年数を問う項目があります。
はっきり言ってサラリーマンが持つ信用というのはこれしかないと思います。
勤務している会社が誰でも知っているような大企業や大きな官庁であることは重要かもしれません。
それより重要なのは継続的に働いていけるかどうかを見ているはずです。
なぜなら融資を受けるということは長期間にわたりきちんと返済し続ける力があるかどうかを見られるからです。
この信用を築き上げることを始めるのはなるべく早い方が有利です。
なるべく早く、そして長期間で築き上げた信用はレバレッジがかかります。
そして、物件を買ってからも滞りなく毎月の返済を行い、その実績が長期間にわたることを証明し、さらなる信用の構築を続ける。
このプロセスの繰り返しで物件を増やし、資産を膨らませていくことができます。
長く安定した収益を得るには、長く安定した信用を保つことが最重要だと思います。
リタイアしてうんぬんというようなことを考えるより先にやるべきことは、長期の信用を築くことですね。
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