2012年9月6日木曜日
不動産投資に限らず自分が一番レバレッジをかけられるのではないかと思うものに最大限のレバレッジをかけてみる
今でも、ふと、なんで不動産投資なんて始めることになったのだろう、と過去を振り返ることがあります。
直接のきっかけは、分譲マンションを売って、家を建ててみようなどという妻の誘いにのったということです。
でも、それだけでは本格的に収益物件を購入して資産を増やそうなんて大それた発想にはなりません。
一部分を賃貸部屋にして住宅ローンの支払いに当てる計画も不動産投資の後押しになっていたことも事実だと思います。
でも、最もインパクトが大きかった決断というのはローンを使って収益物件を買うという行為です。
結局分譲マンションを売ることで、新たに土地と新築の費用を住宅ローンを組んで買うことになったわけです。
その当時は、まさか一生のうちに何回も住宅ローンを組むことになるとは想像していません。
そこで気づいたことは
「自分は借金ができる人である」という事でした。
それまで借金なんかいやでいやでたまらなかったのです。
住宅ローンもなんとか早く返済してしまいたかった。
必死に繰り上げ返済をしていました。
それが、突然180度転換し、借金をすることで稼げるのではないかという考えに変わったのです。
借金には損する借金と稼げる借金の2種類があるという事をそれまでは、知りませんでした。
知った瞬間、稼げる方の借金にすべてをかけてみようと思いました。
ただ単に住宅ローンを何の苦もなく契約できたというだけで、同じように自分は銀行から融資が出るのではないかと想像したのです。
実際には、稼げる方の借金を簡単にできる人は限られているということを知ったのは本気でそういう借金をしようと実行し始めてからです。
住宅ローンを借りられるから収益物件のローンも楽勝でOKだろう。
なんてのは哀れな妄想でした。
ローンに関しては妄想でしたが、収益物件を複数棟買うということは実現しました。
でも結論としては
自分が一番レバレッジをかけられるのではないかと思うものに最大限のレバレッジをかけてみることが稼ぐための最短距離ではなかろうかということです。
稼げる借金ができる人は限られているのは事実ですが最初から自分ではだめだと諦める必要はないですね。
なぜなら融資を出す金融機関は民間と公的とを合わせるとかなりの数があり多様性もあるからです。
貸してくれそうなところに片っ端からアタックすれば全部はずれるということはなさそうなこともわかりました。
借金をすることが自分の最大のレバレッジポイントだと思ったからこういうことを書いてるだけですよ。
当然ながら、これがレバレッジポイントではない人はやらない方が良いのです。
モノを売買して稼ぐことが最もレバレッジが利く人は、そこにレバレッジをかければ良いだけです。
特定のスポーツができる人はそれに最大限のエネルギーを注げば良い。
料理をつくって稼ぐことができる人なら料理を最大の軸にすれば良い。
1個に集中することが重要だと思います。
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