2012年9月22日土曜日
サラリーマンやめてリタイア生活をするには収益不動産をどれだけ買えばよいのか
収益不動産を買うサラリーマンは、サラリーマンをやめて収益物件の収益だけで「ラクラク」生活ができればいいのになと考える人が多いのではないでしょうか。
私は初めは不動産投資だけで生活していけるようになるとはまったく想像していませんでした。
ところが、現実に一棟ものを数棟買っただけで、脱サラをしている方を知ってからは、いったいどれだけの物件を買えば、自分も給与収入がなくなってもやっていけるのだろうかなんてことを考えるようになりました。
短期間にどれだけ不動産を買えばよいのかな。
つまり「ラクができるようになるのではないか」という妄想です。
実際に収益物件を買い、賃貸客付けなどの運営を実施し始めてからは、「ラクする」妄想は遥かかなたへ飛んで行ったような感じです。
今現在、サラリーマンの収入が途絶えたらどうなるかを考えてみました。
保有収益物件の収益をどうしたら最大限にして運営できるのかを真面目に多面的に計算しなければなりません。
こういうシミュレーションがなんとなくできるような段階まで収益物件を買い進めてこれた事はありがたいことです。
サラリーマンの収入から生活費は支出しているのです。収益物件からの収入を生活費に使ったことはありません。
ですから、収益物件からの収入だけに頼るとなると収益がどれくらい出ているのかが最大の問題です。
すべての収入から物件のリフォーム、修理、運営経費などを支出しなければなりません。
それらの支出の残りからしか自分の生活費は出せません。
収益物件の収益が自分がサラリーマンとして得られる収入と同じだとしたら、納税額を考慮しなければ可処分所得は単純に半分になります。
サラリーマンの給料が高くて課税率が高ければ、収益物件だけの収入になって申告額が、がっくり減れば税額は下がるでしょう。
ようするに自分がどの程度の年収で暮らしたいのかが決まれば、サラリーマンの収入を途絶えさせて収益物件だけで生活するのにどの位のキャッシュフローが必要なのかは明らかになるはずです。
収益物件からの税引き後の所得が今の給与所得と全く同じ額ならば給与所得を捨てて収益物件だけに頼るのは大変に危険なことになります。なぜなら大幅に生活レベルを落とさなければならなくなるからです。
というわけで、ウチは少なくとも現状の倍は物件を買わなければ、とてもサラリーマンを撤退することはできないことが判明しています。
でも強制的にサラリー生活から退場させられる場合でも、なんとか憲法で保障されている程度の生活はできそうだということもわかりました。
日本国バンザイ!
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