2012年10月22日月曜日
不動産投資の勉強:賃貸業の収益源はテナント(賃借人)だからその維持に集中するだけ
収益物件を所有して賃貸業を営む。
どういうビジネスなのかというと恐ろしく単純で、テナント(賃借人)を見つけて賃料を払っていただくだけです。
「テナント」が収益源なのです。
他に「自動販売機」や「看板」や「携帯基地局」を設置したりして収益をあげているオーナーもいますが、あくまで中心となる収益は賃料です。
どう考えても賃料を生み出すテナントを探して、継続的に賃料を払っていただくということに集中すべきです。
この根源的なポイントから遠ざかると変な方向に行って経営もおかしくなるのではないでしょうか。
賃貸業は空室が出なければ、さほどやることはありません。
つまり、「ひま」になります。
ひまがあると人間は創造的なことをやりたがります。
類人猿から新人へと進化してからはずっとそうです。
紀元前うん万年前の洞窟の中に動物の絵を描いていた人たちは、大家業はやっていなかったと思いますが、ひょっとすると現代の大家よりは、忙しかったかもしれません。
芸術という創造性がないとできないことをやれるのが他の動物と人類を分けた大きな分岐点です。
収益物件を経営する人類は、常にこの創造性を発揮させたいという誘惑に駆られるようです。
でも、賃借人から賃料をいただいて収益を上げることが主目的の賃貸業においては、この創造性は的外れな時間とお金の浪費となる危険性があります。
素敵なリフォーム、リノベを創造的に追求することは、間違いなく、こういう仕事をなさっている業者さんの収益源を増やすことにはなります。
往々にして不動産投資家の懐を暖めることとは逆の方向に行ってしまうことがあります。
創造性はお金を増やす方法のために発揮したいものですね。
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