渋谷区に土地を買った。猫の額である。高かった。猫の額であるから、特別な技術を持った建築家でないと家を建てられないと思い込み、狭小住宅の巨匠にお願いした。今年の4月にスタートしたが、まだ見積もりも終わっていない。すでに土地代金のローンは払い続けている。まだ、利子分しか払っていないが、来年の6月には、元金支払いもスタートする。家が建ったら現在居住中のマンションを売却し、そのお金でローンの残債を片付けなければならない。それまでは、ローンはダブルで払い続けるという恐ろしい構図である。
現在居住中の自宅マンションの中に売りに出していた区分があり、その値段が購入した当時の価格より、かなり高かった。驚いた。2001年に住み始めた時は、購入価格より高値で売れるなどとは想像もできなかった。だから舞い上がった。
今年の春から持ち回りのマンションの理事長が回ってきた。管理費を削減するために色々と努力をしてみたが、疲れるだけで嫌気がさしていた。そんな折に発見した「マンション価格高騰」。もう売り払ってその金で一戸建てを買った方が、なんだか楽なような気がした。(続く)
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