2012年8月15日水曜日
二世帯住宅や賃貸併用を親の贈与税の非課税制度を利用して建てる
二世帯住宅や賃貸併用を親の贈与税の非課税制度を利用して建てる人が最近多いという新聞記事を読みました。
ハウスメーカーのビジネス戦略のようです。
平均年収が下がった子供の世代が住宅を買うことが難しくなったために、資金を持つ親の世代から援助を受けさせて住宅ローンで家を建てさせる。
そういう国策のようです。
相続の課税枠が広がったために「あなた程度の資産でも相続税がかかりますよ」と脅されて、子供の住宅のために預金を吐き出させられるわけですね。
子や孫と一緒に住めるのならうれしい。
親と一緒に住むのはうれしくないが、資金を援助してもらって家を建てるのはうれしい。
そういう人たちをターゲットにしています。
マイホームを持ちたいがお金がない人と、お金は使いたくないが子供のためなら使いたいという人たちの利害をうまくマッチさせたナイスなビジネスです。
どうしてもこの方法で親からお金を引き出したい人には朗報でしょう。
この二世帯、三世帯住宅で子供が独立して家を去り、老親は亡くなったらどうするのでしょう。
ローンだけが残り、無駄に広い家を維持するというのは厳しいですね。
不動産投資家とは何の関係もない話でした。
あっ、でも、どうしても建てたい人で親のお金を活用できる人はこのやり方でアパートスタイルの家を建てちゃえばいいですね。
三世帯分の部屋を独立させて設計して、人がいなくなったら、すぐに賃貸部屋として転用できるような建物です。
住宅として使うなら建築確認申請は承認されるかもしれません。
集合住宅ではなく、長屋で申請することになるのでしょうか。
詳しくは専門家にお尋ねください。
銀行の住宅ローン利用もひょっとして厳しくなるかもしれませんが...。
関連記事
賃貸併用住宅建築は投資にはならないが純粋にマイホームなら何とか
スルガ銀行で住宅ローンを借りて賃貸併用住宅を建築するのはサラリーマンにお勧めできる?
賃貸併用で住宅ローン使って建てた物件は売りの時に苦しいのでは
賃貸併用住宅でオーナーが上に住むのは間違った構造
賃貸併用住宅を運営するメリット・デメリットを業者さんに学ぶ
賃貸併用より自己所有アパートに住む方が不動産投資としては儲かる
賃貸併用住宅で稼ぐためには工務店とやりあう覚悟が必要
賃貸併用住宅で稼ぐためのハードルは高い
銀行融資状況-スルガでアパートローンより住宅ローン借りて賃貸併用住宅の方が良い?
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿