2012年3月24日土曜日
収益物件管理:家賃滞納する人はお金の使い方に問題あるがこれを直す方法はあるのか
収益物件を経営していて最大の難関のひとつが家賃の滞納でしょうか。
家賃が払われなくても、払われていない月は家賃収入があったと仮定して申告しなければならないので問題です。
最初は払えていたのに、徐々に支払いが遅れて滞納される方は、収入が途絶えたのでなければ明らかにお金の使い方がおかしくなっています。
過去3年の体験では、本当にお金に困って家賃が払えなくなっているというケースはあまりないようです。
ただ単に家賃の支払いの「優先順位」が低いだけだと思います。
常識的な感覚としては、収入があればまず家賃分は確保して、残りのお金を生活費や貯金にあてるのがまっとうな人間のやることです。
これが、できないということは、社会常識的にまっとうな生活ができていない可能性があります。
こういう人を放置していれば、家賃が払えないだけではなく、社会的な生活も営めない最底辺に落ちていくかもしれません。
家賃を滞納する人を追い出すことは簡単です。
ですが、こういう人を追い出しても、次に入居する方がきちんと家賃を支払う人であるかどうかはわかりません。
ウチの賃貸経営では、管理の方になんとか「教育的指導」をしていただいて、まっとうな方向へ戻す努力をします。
客付けの大変さを考えると安易に入居者を追放することは避けたいのです。
入居者の方が経済的にまっとうな考えに変わって滞納をしなくなり、なおかつ新たな入居付けで損失を被ることがなければ、win-winで両得だと思います。
実際に、支払いが遅れがちだった入居者の方で、徐々に支払いがまっとうになり、遅れる場合は、自分から電話をかけてくださるようになった例もあります。
賃貸経営は人間相手ですから、人間を動かす難しさも常にからんできます。
このあたりもオーナーの胆力が試されるところです。
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