アパート1棟目は、スルガ銀行にローンをお願いして期間20年で融資していただいた。
頭金は1割。
木造の築古で耐用年数は過ぎていた。
金利は高いが、ありがたいことだと思った。
これは今年5月のことであった。
残念ながら最近は、このような条件で融資が出ることはないという話を聞く。
銀行の融資方針は猫の目のようにくるくる変わる。
短期間で変更されるということらしいが、経済情勢に合わせた動きなら、ビジネスとして当然のような気もする。
不動産投資家の気持ちを考えて動いているわけではない。
つまり、ウチはぎりぎりだったということか。
短期間に変化する銀行融資の方針を嘆いているばかりでは、仕方がないので、自分が融資を引けるような金融資産の準備をしておくことが重要である。
準備がなければ、いざ銀行融資の窓が開いても、窓に招き入れてもらえることはない。
銀行の窓が開いているわずかな期間に、準備ができていて機を見るに敏な投資家だけが、ローンを獲得できる。
来年の経済情勢がどうなるかは、知る由もない。
予想を立ててもしようがないんで、自分の準備だけは怠らないようにしたい。
スルガ銀行は、地方銀行としては、なかなか革新的かつ手堅いビジネスを展開しているようだ。
クレジットカードがつくれない、学生や与信があまりない人向けにVISAと提携したデビットカードがある。
誰でもこのカードはつくれるが、預金口座にお金が入っていないと使えない。
つまり、クレジットカードのように使いすぎの心配はない。
しかし、会費無料なのにクレジットカードのような特典もある。
このカードで買い物をすれば、ポイントも貯まる。
カードがつくれない人の需要は多いと思う。
そういうプチ貧困ビジネスを狙うのはすごいですね、スルガ銀行。
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