2012年2月8日水曜日
住宅ローンは頭金を2割入れましょうというのは不動産投資でも正しい方法か
新聞を開くとよく住宅ローンをいかに組むかという解説記事が載っています。
不動産投資家にとって何か役に立つ情報はないかな、という視点で読んでいます。
そんなわかりきった事を説明するなよ。
なんて思ってはいけません。
あたりまえの事をあたりまえに実行するのがこの世で最も難しいことではないかと最近気がついています。
その記事には
「頭金をたくさん入れましょう」
そんなことが指摘してありました。
住宅ローンというのは割りと簡単にフルローンが組めたりするそうです。
それはウチもやっちゃってますから、よくわかります。
住宅ローンというのは通常新築の家やマンションを買う人が使うものです。
物件を購入した直後から価値がど~んと下落するわけです。
ですから、数年後になんらかの事情でローン返済ができなくなった人が売却した時に残債を売却額でまかなえなくなる可能性が高くなるのです。
不動産の価値が下がるから残債を返せなくなるかも、なんて予測して住宅ローンで家を買う人なんか、あまりいませんよね。
銀行は喜んで新築マンションなんかにフルローンを出してくれるわけですから。
ですから、新聞の解説では、なるべく頭金をたくさん、できれば2割くらい入れて買いましょう、と勧めています。
マイホームを買うのは普通「投資」ではありません。
リスクがあるとは考えませんよね。
でも結局、投資と同じでリスクが存在するのです。
これは不動産投資をやる人と同じ種類のリスクです。
収益物件だって買った後に価値が下落するものもたくさんありでしょう。
ひょっとすると価値が上がるかもしれませんが、それを期待して買ったとしても借金を抱えて賃貸経営をするのですから常にリスクはあります。
この新聞の解説でご提案いただいていることを忠実に実行すればリスクが低減するわけですね。
大変勉強になりました。
う~む、2割も頭金を投入するのは、まだ厳しいですね。
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