2012年7月3日火曜日
ゼロ金利政策でローン金利は低下しているがデフレのおかげで給与も低下すると
「自分の家を持とう」
そんな「夢」を持つことを国民に勧めて、それに関する産業を振興させてきました。
日本でそのような政策が推進されたことは間違いありません。
しかも、その家というのは中古ではなく、新築なんです。
新築の自宅を住宅ローンで買う。
この政策で建設業、ハウスメーカー、銀行にお金が流れます。
家を新築して、そこに住む人たちが増えると大きなお金がいろんな業種に流れます。
経済活動を刺激することは間違いありません。
これは日本だけではなく、世界中で普遍的に通用する経済刺激策でしょう。
この「夢」に同調して行動することのない人が賃貸物件のお客様です。
意図的に自宅を持つことを避けている人もいるし、「夢のマイホーム」を持ちたいのだが、経済的理由で買えない人もいるでしょう。
この賃貸の需要がなくなれば、不動産投資家や地主大家はアウトです。
時代の変遷でマイホームと賃貸の需要は風向きが変わると思います。
現在はゼロ金利政策のおかげで、ローン金利は限りなく低下しています。
金利は低下してローンを組む絶好のチャンスでしょうが、同時にデフレのおかげで給与も下がっています。
夢をあきらめる人も増えているかもしれません。
あるいは、自宅をローンで買うことの不安を持つ人が増えているかもしれません。
だとすれば、賃貸業を経営するオーナーにとっては追い風ですね。
でも残念ながら家賃も下がり続けているようです。
やはりデフレはすべてを下方へ引きずり込んでいくようです。
「ハイパーインフレ」を怖がる前にデフレが止まらないと、なかなか厳しいですね。
*銀行融資状況-スルガでアパートローンより住宅ローン借りて賃貸併用住宅の方が良い?
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