2012年7月22日日曜日
銀行の融資方針はころころ変わるが不動産投資家は耐えるだけ
新たに収益物件を1棟取得したのですが、今回の融資は最も時間がかかりました。
途中で金利の条件が変わるなど若干冷や汗でした。
借り換えで融資を受けていた銀行ですが新規の物件取得は初めてでした。
銀行の方針は猫の目のようにころころ変わるという話は昔から知っていました。
この変わる「節目」にあたってしまったのかもしれません。
銀行には監督官庁があります。
この「お上」に指導を受けたら変えざるをえないようです。
融資のやり方は、その銀行によって色々あるのでしょうが、監督官庁というのは、銀行が「危ない橋」を渡っていないかどうかを確かめるのでしょう。
銀行は「国」から保護されるべき産業のようで特殊な立場です。
うらやましい限りです。
償却切れの築古のアパートにも長期間の融資を出してくれていた銀行も最近、急に方針を変えました。
そういう融資が「売り」になっていたはずなのに、なぜか変えてしまうというのは、社内の方針転換というのもあるのでしょうが、「お上」のお達しというのはすべてに優先するはずです。
融資を受ける側は、銀行の都合やお上の都合なんてなんの関係もないのですが、ひたすら状況の変化に耐えていくだけです。
銀行の融資に関するポートフォリオがどのようなものなのかは外部の人には知るよしもありません。
融資を受ける側の投資家は、なんとなく自分にとって有利な条件を出してくれそうな金融機関にお願いするだけです。
結局、実際に物件を持ち込んで融資の打診と申し込みをしてみるしか銀行の現在の姿勢を知る方法はありません。
今まで、買えた物件は、その時の銀行の方針に沿った条件で融資を受けています。
それが本当に良かったのかどうかは先にならないと分からないと思います。
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