2012年2月22日水曜日
不動産投資かサラリーマンかは人生観にかかわる選択
週40時間も拘束されて働かされるなんてとても無理だが週18時間なら楽しくボクシングの練習をできるという29歳未満のあなたはプロボクサーになるべきです
こういうツイートをしたのですが、これはある意味、収益物件で賃貸経営をする場合にもあてはまるのかな、とふと考えました。
現在、収益物件は3棟28戸ですが、この管理や賃貸客付けその他に費やす時間は週18時間もないと思います。
これは物件の規模にもよるし、どの程度管理会社に管理をお任せしているのかによるでしょう。
いずれにせよ、雇われてフルタイムで働く人たちに比べられば、労働時間は圧倒的に少ないはずです。
時給で換算すれば、賃貸経営はかなり割りの良いビジネスのように感じます。
ところが、仕事をするプレッシャーやストレスはどうかなというと、これは数値化しにくいですね。
サラリーマンの上司からの命令や、業績達成のノルマなどは、労働時間にかかわらず大変です。
賃貸経営で空室が次々に出て埋めることができないストレスも相当なものです。
ローン返済率の高い不動産投資家にとっては常に断崖絶壁に立たされているような深刻さです。
サラリーマンも給料の上昇・下降に直接結びついてくるかもしれないし、解雇につながるかもしれないので厳しいですね。
世の中、すべての人間に平等に与えられているのは時間だけです。
その時間をどれだけ効率良く「稼ぎ」に変えていけるかが、収益の差につながります。
時間をどのように使うかということとどのようなストレスを浴びるかということは基準が違う話です。
不動産投資で賃貸経営を選ぶのか。
サラリーマン収入のままが良いのか。
これは、あなたの人生観にかかわってきます。
どっちを選んでも一定の「ストレス」からは逃れられません。
ただし、生まれながらの地主大家ではないサラリーマンのあなたには選択肢があります。
どちらが得かというより、どういう生き方が好きかという問いに答えを出す前に不動産投資などというベクトルの違う世界に入ると、さらに難しい問題を抱え込む可能性もあります。
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2 件のコメント:
自分は「ローン返済率の高い不動産投資家」ですが、空き室が埋まってくれるので救われています(^_^;)
ただ、このローンを組めたのはサラリーマンをやっているという「属性」であることも事実なので、辞めるわけには行かないという感じでしょうか。
これだと無理矢理嫌々働いているみたいなので、最近は「属性を利用するだけ利用してやる!」くらいに開き直ってますが^^;
今の自分が仮に独立したとしても、生活できないと思いますし(^^ゞ
世の中にはサラリーマンとか何かの肩書きがないと生きる気力を失う人が存在します。そういう種類ではないのならどれだけ収益を得られるかがすべての判断基準になるかと思います。
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