2012年2月27日月曜日
元銀行員の情報で収益物件の融資が出る方法はあるのか
元銀行員とかいう人で不動産投資家向けに情報教材を売ったり、セミナーをしている方はいらっしゃるようです。
「肩書き」というのは強力な説得力を持っています。
「銀行員」というと「お金の権威」あるいは「融資の専門家」みたいなイメージが湧いてきます。
これを使うと「元」銀行員ならではの退職後の肩書きのうまい使い方ができますね。
情報教材は役に立つのか、という問いがネット上でよく見られます。
役に立つかどうかは利用する人次第です。
道具は所詮道具です。
情報も知識も使いこなさなければ何も生み出しません。
「情報を売る」人については、ひとつの真実はあるような気がします。
もしその情報を使って儲けることができるなら、その人はそれで儲けようとするだろうということです。
すでにその情報では儲けることができないからこそ、その情報を売って儲けようとしているかもしれません。
すべての情報を売る人が「すでに儲けることができない」情報を売っていると言っているのではありません。
元銀行員の方は、不動産投資家にとって非常に有用な情報を持っているかもしれません。
でも残念ながら、あなたに代わって収益物件への銀行融資を銀行に承認させることはできません。
アパートなどの収益物件のための融資に関するテクニックや戦略や知識は、元銀行員に教えてもらうこともひとつの手でしょうが、このようなことを学んでもたぶん融資は出ません。
最もハードルの高い部分は、人から情報を聞いたり、コンサルを受けても何も解決しません。
ようするに、あなたのお金(資産)を増やすか、属性を変えるか、でしか事態は変わらないからです。
その部分はいくら素晴らしい方から話を聞いても、2万9800円の情報教材を読んでも1ミリも動きません。
そのようなことに時間を費やすなら、とっととお金を貯めて、「元銀行員」ではなく現銀行員に収益物件の話を持っていきましょう。
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2 件のコメント:
まさに、おっしゃる通り。情報集めに躍起になりすぎで本末転倒な方もいらっしゃいます。
お金を儲けようと思っているのにお金儲けをせずに違う方向にいくことだけはしないようにしたいですね。
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