2012年1月9日月曜日
タイ(バンコク)不動産投資は今は買い時ではなさそう
タイのバンコクで不動産業者さんにバンコクの不動産投資についてお尋ねしました。
タイの英字紙The Nationに広告を載せていた不動産業者に電話をしてタイでの不動産投資について教えていただきました。
オフィスがお休みの日曜日にもかかわらず当方が滞在しているホテルまで来ていただいてタイでの不動産投資状況についてお話を1時間ほどうかがいました。
以下会話(英語)の中で得た業者さんの言葉から拾ったものでその後、内容を検証したわけではありません。
☆現在のバンコク中心街のコンドミニアムの価格は上がりすぎであると感じている
☆融資は最初の1~3年は優遇金利で4~6%だがそれが終わる
と8%へ上昇。この金利になる前に借り換えをする人が多い。期
間は30年
☆外国人への融資は労働許可を持つことが条件。法人を設立する必要がある。
☆現在バンコクでコンドの価格が上昇している理由は洪水の心配
から。引越しをせずにセカンドハウスとして買う人も多い。住ま
なくても賃貸に出せる。
☆バンコク都心のコンドは2年前から高騰している。今売ればキ
ャピタルゲインは出る可能性あり。
☆バンコク都心のコンドはスカイトレーン沿線が人気。交通渋滞
に巻き込まれず通勤できるから。
☆コンドの管理費は40BT/㎡くらい 家賃は500~700
BT/㎡(バンコク中心街)
☆コンドの所有に課税はないが管理費は必要。毎月払いか1年分の支
払いかはコンドにより違う。
☆外国人は土地は買えないがコンドは買える。固定資産税のよう
な不動産への課税はないが売却時の課税はある。法人を設立すれば法人名義で買える。
☆法人を設立して2年以上の経営実績があれば銀行融資も可能。タイの法人のパートナー
となれば融資を受けられる。
☆ローンは変動金利で最初の1~3年は優遇金利を設定しているがその後に8%まで
上がる。8%に上がる前に多くの人は借り換えをする。
☆バンコク中心街のコンドの価格はここ2年で年20~30%上昇している。理由は
洪水。戸建より高層の区分の方が洪水被害を逃れると思っている。
☆不動産業者の仲介手数料は3%。法律で決まっているわけではないがフリーランスの
業者以外はこれを守っている。
結論的にはバンコク都心部でのコンドは利回りは東京都心とほぼ同じということになります。
融資金利は日本よりかなり高めですので融資で物件を買えばインカムゲインはあまり期待できません。
洪水の影響により現在はかなりコンドの価格は上昇しているようですが、私はキャピタルゲインの不動産投資は実施していませんのでよくわかりません。
現地の業者が「上がり過ぎ」という印象を語った事を信じるならば、現在は「買い時ではない」というのは投資の素人でもわかることだと思います。
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