2011年12月14日水曜日
家賃に無駄なお金を注ぎこもうとしない方はバブル未経験世代
収益物件を経営する大家業は慈善事業ではありません。
賃貸をすることを趣味としているわけでもありません。
何か楽しいことが起こることを期待しているからやっているわけでもありません。
お金をいただくためです。
その対価として部屋を貸すだけです。
とは言え少しでも人の役に立てば気持ちの上で楽かな。
そういう幻想はあります。
年末までに空室2戸が埋まればありがたいなと思っていました。
残念ながら賃貸市場の家賃はじりじりと下がり、なかなか厳しいのです。
賃貸物件を探されている方はシビアに家賃を見ています。
家賃などの固定費に無駄なお金を注ぎこもうというような方はウチの物件など見向きもしません。
若い共働きのカップルであるとか新卒の春から社会人という方が入居していただけそうです。
いずれも、より低い家賃を求めて物件を探して条件の良いものを選ばれたようです。
こういう方たちにウチの物件がお役に立てたのなら収益物件を所有していて良かったなと感じます。
価格が低くてバリューがあるもの。
そういうものが現在求められています。
賃貸市場だけでなく、すべてにおいてそのような様相を呈しています。
バブルを知らない世代は非常に堅いということです。
そのような人たちに合わせられる賃貸経営をしないと苦しくなりますね。