2011年12月25日日曜日
不動産投資:新築アパートで建築費を抑えるためには
都内で木造4階建ての新築アパートを見学してきました。
見た目は木造には見えません。
素晴らしいことに商業地域の土地ですから容積率が400%もあり、天井高のある建物に仕上がっていました。
最大の利点は固定資産税が鉄骨やRCよりも安く維持費も低く抑えられるところでしょうか。
痛かったのは地盤がゆるかったので杭を多く打つ必要がでて建築費が予想外に上がったことらしいです。
新築アパートの最大の難所は建築費を抑えることです。
たとえ土地を安く仕入れることができても建築費が膨張してしまえば利回りはがっくり下がります。
建築業者さんによると、この土地がある場所は元は沼地だったそうで近隣も高速道路の建設時にかなり揺れたそうです。
大きな建物を建築するためには地盤調査が必要です。
土地を買う時には地盤調査はできませんし、地盤調査済みであることは、おそらくまれです。
新築は土地の仕入れの時点からリスクが降って沸いてきて、竣工まで何があるかわかりません。
施主(不動産投資家)がコントロールできない部分で、費用がかさみ、投資に適さなくなる可能性があるので怖いのです。
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