2012年4月4日水曜日
収益物件を買うための銀行融資は人の紹介で行った方が良いのか
銀行融資は人の紹介で申し込みに行った方が良い。
なぜなら銀行は知らない人には融資を出さないから。
このような事がもっともらしく不動産投資のセミナーや本などで語られているようです。
これは真実なのでしょうか。
答えはNOです。
なぜならウチは他人の紹介で融資を組んでいただいたことはないからです。
収益物件仲介の不動産業者が直接付き合いのある銀行から融資を受けたことはあります。
これは人からの紹介という形とは違うと思います。
知り合いから銀行の担当者を紹介してもらうとどういうことになるのでしょうか。
その銀行の担当者はあなたのことを知りません。
すると、その銀行の担当者は、あなたを紹介してくれた知り合いの人に、「なぜその人を紹介したのか」と尋ねてきます。
銀行の担当者は融資の付き合いのあるお客様の言う事をむげに断ることはできません。
この時、あなたが、銀行が望むような属性も資産背景もない人だったら銀行はどう判断するのでしょう。
恐らく担当者は難しい判断を迫られます。
「本当は融資なんか出したくないな」と思っていたら、紹介してくれたあなたの知り合いの人の信用も傷つけてしまいます。
こういう状況では、「あなたの知り合い」、「銀行の担当者」、「あなた」、のうち誰も得しません。
へたに紹介をしてしまった、あなたの知り合いは恥をかき、
望まない客をお得意様から紹介されてしまった銀行員は悩み、
紹介してもらったあなたは融資を受けられないことが判明しただけ。
誰も得しない状況をつくり出した責任は誰にあるのでしょうか。
こういう問題を生み出してしまわないように銀行融資に関しては、ウチは人の紹介は受けない、人を紹介しない、ということを決めました。
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