2012年4月14日土曜日
破産した外資系金融マンはどんな収益物件をどんな返済比率でどんな経営していたのだろう
「42歳で経済的自由を果たした元外資系金融大家」という人のインタビューが健美屋のサイトに掲載されていました。
その中で気になることが書いてありました。
以下引用
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そういえば、当時の職場には物件も見ずにフルローンで数億円のRC物件を買った人が何人もいました。あの時代は外資系金融マン専門の不動産会社がいくつもあって、職場に営業電話がかかってきたんです。中にはリーマンショック後に自己破産した人もいますよ。
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引用終わり
実は私は不動産投資で「破産した」という人を見たことがなかったので興味が湧きました。
もう少し読んでいくとこのような記述が
引用始め
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華子
なぜ、お金のプロが自己破産してしまうのでしょうか?
たかおさん
ずっと、いいときが続くというバブル的な幻想を抱いていたんでしょう。儲けているときなら損が出ても節税になりますから、問題はないんです。でも、収入が減って返済額の方が大きくなれば、毎月の持ち出しは金銭的にも精神的にも大きな負担になります。
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引用終わり
どうもこの書き方ですと、収益物件からの収入より返済額の方が大きくなって耐えられなくなって「破産」したようです。
外資系金融マンというのは高収入の方でン千万円の年収があると聞きます。
ン千万円の年収がある人が返済額が大きくなって自分の給料から返済しなくてはならなくなり、それが払えなくなるという状況はいったいどのようなものでしょう。
よほどの高額物件で返済比率が異様に高く、全室空きにでもならない限り、ローン返済ができなくなるというのは考えにくいなと想像するのですが...。
その「破産」したという人がどの程度の規模の物件を所有して、どのくらいの返済額があったのか、データは全くないのでわかりません。
引用始め
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外資系金融マンは毎日、億単位のお金を動かしていて、数字に強いという自負があるので、そこを逆手に取られてしまう。不動産投資はデータだけではわからないことも多いのに、作り込まれた資料の数字を過信してしまうんですよ。
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引用終わり
え?これって、ひょっとして自分で計算せずにマイソクだけとか不動産屋さんが言ってることだけで物件買ったってこと??
引用始め
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華子
投資で失敗する人とうまくいく人の差はどこにあるのでしょう?
たかおさん
うまくいく人がなぜうまくいくかは、正直なところ、わかりません。でも、失敗する人はわかります。それは、自分が天才だと勘違いしている人だと思うんです。ウォーレン・バフェットだって失敗するんですから、謙虚な気持ちがないと足元をすくわれますよね。
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引用終わり
なるほど、なるほど。
「自分が天才だと勘違いしている人」が収益物件を買って失敗するのですね。
「天才」とは数字なんて気にしない人のことを言うんでしょうか。
勉強になりました。
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