2012年4月5日木曜日
収益物件購入で有利な銀行融資獲得のために銀行同士を競わせた方が良いの?
収益物件を購入する時に有利な条件の銀行融資を獲得するために銀行同士を競わせた方が良い
こういう話を数年前のセミナーなどで聞いたことがあります。
不動産投資家の単なる自慢話だったのか。
それとも、こういう事をすることがスタンダードだったのかは定かではありません。
確か「不動産投資の学校」でも似たようなことが言われていたような...
真相はよくわかりませんが、銀行融資は複数の銀行を競わせた方が、より条件の良い融資を獲得することができるという理論は不動産投資家の中では「常識だった」時代があったような気がします。
ひょっとすると今でもそういうことがあるのかな、と思います。
真相はさておき、ウチでは、そのような手法は試したことはないので、このような高等テクニックを使える投資家の方がうらやましいような気もします。
収益物件を購入する時に同時に複数の銀行に打診するということは、どの時点かで打診している銀行に真相を打ち明けて「ごめんなさい」と言わなければいけないわけですね。
これは、圧倒的な資産を持ち、色んな銀行から「お客様あつかい」を受けている不動産投資家なら、ありかもしれません。
現在のようにサラリーマン投資家に銀行が安易に融資を出さないような状況で、このような事を「雑魚投資家」がやったらどうなるのでしょうか。
答えは明白ですね。
相手にしてくれそうな銀行でさえ相手にしてくれなくなります。
銀行の担当者は、あなたのために決済が通るように働いてくれているわけです。
他の銀行と競わせておいて、
「やっぱり他の銀行の融資でいきます」
あるいは
短期間ですぐに借り換えしてしまう。
そんな仕打ちを受けたら銀行の担当者は頭にきますよね。
ビジネスはみんなが利益を得るような状態にもっていかなければうまくいかないと思います。
自己利益だけを考えていると、後でしっぺ返しがきます。
不動産投資家にとっての生命線である銀行に嫌われたらオシマイではないでしょうか。
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