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2015年5月31日日曜日

建ぺい率・容積率オーバーが土壇場でひっくり返った収益戸建て

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再建築不可

建ぺい率・容積率オーバー

不動産投資においては大きなマイナスポイントとされています。

これらは物件を見た瞬間に分かることもあります。

しかし思い込みだけで決めつけてはいけない。

あたり前の話ですが、不動産仲介業者の言うことも鵜呑みにしてはいけない。

そういう学びが中古戸建てを買うことにより得られました。

奇跡のような瞬間が売買契約の当日に訪れました。

その物件は住宅地の奥まった土地に両隣の家に挟まれるような形で建っていました。

3つの家に囲まれる土地がその物件の前にあったのです。

その土地は公道に接続しているのですが、その土地の持ち分が物件の所有者になければおそらく再建築は不可だろうと考えました。

これは役所に確かめれば判明するはずとのことで仲介業者に直接確認してもらえることになりました。

結果、再建築は可能というお答えでした。

ただし、その私有地は道路ではないので持ち分のある所有者の了承があれば、という条件付きです。

やれやれ、とりあえず再建築不可ではないと確認出来ました。


次の問題が建ぺい率・容積率オーバーの件です。

これはいかんともし難いように見えました。

なぜなら、その物件が建てられている敷地の面積には、建物がギリギリ目一杯に詰まっているのです。

この地域の建ぺい率・容積率は50%・100%です。

物件の持ち分の土地面積の50%は軽く超えていました。

ですから、あきらめていたのです。

建物自体は現状では違法建築。

これを受け入れて購入しようと決めていました。

現金で買うので融資は関係ありません。

違法建築の不動産に融資をする金融機関は存在します。実際にそういう金融機関で再建築不可の物件で融資をお願いして購入寸前までいったことはありました。

今回の物件は再建築不可ではないので違法建築であっても現金購入のおかげでリスクは低いと考えました。

再建築不可でも買ってくれる投資家は存在します。

融資が絡まないならどんな物件でも売買のマーケットでは立派な商品です。

無欲の勝利とはこういうことを言うのでしょうか。

もちろん「欲」がないわけはありません。

「不動産投資」ですから。

しかし、「この部分はしょうがないね」と切り捨てる部分はあります。

それが、今回は「建ぺい率・容積率オーバー」だったのです。

決済当日の重要事項説明を淡々と聞いていました。

その中で問題の物件前の私有地の項目にきたところです。

担当者が、役所に聞いたところ、その私有地の持ち分だけではなくその他の所有者のすべての面積を合算して、建築確認時の面積として良いということらしいのです。

これを聞いた仲介業者の社長が

「だったら建ぺい率・容積率オーバーにはならないだろ」

と指摘したのです。

担当者は「建築可」かどうかを役所に確かめたのですが、同時に私有地の持ち分以外にもすべての土地面積を合算して良いということも聞いていたのです。

この担当者は早い段階からこの物件は建ぺい率・容積率オーバーだということを指摘していました。

残念ながら私有地の土地面積の合算が「建ぺい率・容積率」の計算に影響を及ぼすことまではピンとこなかったようです。

ただし、このルールは、この物件の存在する市が決めているもので、他の地域では認めていないとのことです。

建築物が違法物件であるかないかは大きな違いです。

今回は現金で購入しましたが、売却する時は「融資が可能な物件」として市場に出すことができます。

これから融資を受けようとする際にも有利になります。

今回の大きな教訓は

「思い込みで決めつけてはいけない」

ということです。

気になるポイントがあれば必ず、疑問を表明して、自分で確認しなければならない。

不動産投資の「基本のキ」と思います。

今回のように良い方向へ転べば結果オーライなのですが、逆だとドボンです。

2012年3月21日水曜日

不動産投資の勉強:収益物件の現地調査はあまり細かくやると怖くて買えない



収益物件で目ぼしいものを発見したら紙の上でしかわからなかった情報を得るために現地に出かけます。

現地に行けば紙の書類上ではわからなかったものが見えてきます。

不動産投資は建物と土地を買うわけですから現物を見なければお話になりません。

現物を見ずに買ったという人の話を聞いたことがありますが、怖すぎてそんなことはできません。

不動産は動かないものですから、いつ見に行っても良いので必ず自分の目で見ます。

急いで見に行かないと他の投資家に買われてしまう、という競争の問題は確かにあります。

ですが、現実にはほとんどの投資物件は融資付けにより売買されています。

現金買いの人が最強ですが、融資で買う投資家の場合は、競争の土俵は同じです。

仲介業者は必ずしも買い付け申し込みで第1位の投資家を優先するとは限りません。

今まで購入した物件も1番手ではなかったのに買えた物件もあります。

ですから不動産はじっくり見てから買い付けを提出しても問題ないというのが経験的にわかります。

物件とその周辺を調査していて感じるのは、調べればわかることもあれば、買ってみなければわからないこともあるということです。

特に見極めが難しいのが、その場所で客付けが順調にできるのかということです。

収益物件の周りにたくさん同様の物件が建っている場合、どのくらい空室があるのかを見て回ります。

これも物件によりばらつきがあります。

全体を平均して2割くらい空室があるなということは計算できます。

ところが、3割も空いている物件もあれば、常に満室にしている物件もあります。

くせ者は満室物件です。

1~2割は空いている物件が多いのに満室でしかもそれが築古だったりすると意味がわからなかったりします。

詳しく調べようとすると徐々に怖くなって買う気が失せてくるかもしれません。

似たようなアパートなのになぜ満室で経営できているのかという謎は現場に行ってもなかなか解けません。

パチンコ台でたくさん出ている人が使っていた台を自分が使ったら全然出なかったという話を聞いたことがあります。

そもそも出すことが難しい台を「パチプロがすご腕を使って出していた」というオチです。

客付けの難しい地域で、賃貸業のプロが強力な技術で満室にしている物件もあるでしょう。

ひょっとして広告料を他の物件の何倍も出して仲介してもらっているのかもしれません。

まったくあなたのマネのできない方法を使っているのかもしれません。

こういうわかりにくい部分もありますが、現地と現物を見ることは不動産投資では最重要事項だと思います。

ただし、見れば見るほどわからなくなったり、自信がなくなったりするので、ここで、「胆力」が試されるのです。

多くの物件を見るということが胆力を鍛えることにもなります。

2012年3月5日月曜日

収益物件の売りテクニックで買主の内見調査をバッティングさせる方法もありなのか



都内で売りに出ていた収益物件の内見をしました。

なんと元付けの仲介業者は自分のお客さんもウチと同時に内見をさせていたのです。

今まで、収益物件の調査に行って、他の投資家、つまりライバルとなる人と同時に同じ物件を見たことはありませんでした。

これは意図的だったのでしょうか。

同時に見せれば「人気のある物件だから他の投資家に奪われてしまうかも」と投資家が焦って早く契約に持ち込める。

そういう計算のある売りテクニックもありかなと思いました。

数年前、自宅の区分マンションを売りに出した時は、仲介業者に聞いた限りでは、毎日、同時に複数のお客さんが内見しにきていたとは聞かなかったような気がします。

そんなに人気があったらなもっと早く売れていたはずで、苦しい思いをせずにすんだはずです。

都内で中古マンションを買いたい人は、いくらでも選択肢はあるので、人が集まっていたとしても、あまり焦ることはないでしょう。

でも、収益物件で利回りが良くて23区の人気地域にあるなら、希少物件となります。

早く買い付けを入れて、契約に至らないとさらわれてしまいます。

売主と仲介業者は、なるだけ早く売ってしまいたいのです。

あの手この手の中に、投資家を競わせるという手もありですね。

本当に買いたいほど儲かりそうな物件なら迷いはありませんよね。

迷っている投資家の背中を押すテクニックと言えるのでしょうか。

2012年3月1日木曜日

築古ボロ物件を前に胆力が試されるのが不動産投資では



収益物件を現地で調査して最も心が揺らぐのは

古くて

ぼろい


物件を目の前にした時です。

利回りはまあまあ。

立地は良いので客付けはできるのではないか。

そういう計算できる条件を知ってから見に行って、物件のおもむきが、ダウナー系だと心がなえます。

さて、ここで、買い付けに踏み切るのかという瞬間に

胆力

が試されます。

投資をするという人は誰しもこの「胆力」がないと一歩踏み込むことはできません。

この胆力というやつは、実は不動産投資の知識とかノウハウとかいうものをいくら持っていても、

ある人はある

ない人はない

と思います。

ぐらぐら心が揺れた時に、投資の意味に立ち返って決断をする必要があるのです。

この力はあなたの全人生の経験からくる洞察からしか生まれません。

不動産の勉強ではなく

「人間の勉強」

が胆力の源泉です。

あなたの胆力の強さと物件の強さは比例しています。

買った物件がしょぼかったと思ったら、あなたの胆力が足りなかったと思いましょう。

あなたの胆力の強さ以上の物件を買うことはできません。

2010年10月12日火曜日

健美家のようなサイトつくるのと不動産投資するのとどっちが儲かるの



健美家(けんびや)のページビューはすごいのです。

日本全国あるいは日本国外の不動産投資家が毎日24時間見ています。

月間1,242万 ページビューだそうです。

すごい収益力を持ったウェブサイトです。

このサイトのページビューにより、アドセンスならどのくらいの収益をあげられるのでしょうか。

低いクリック率で推計して100ページに1クリックとしてみましょう。

私の個人的経験からアドセンスのクリック率はおよそ5~60ビューに1クリックですから100ページに1クリックは、かなり控えめです。

1クリックの単価も推計は難しいのですが、これもひかえめに見て50円とすると

月621万円の稼ぎです。

クリック率を倍で推計すると1242万円です。

不動産投資家が広告を見てくれるだけで、これだけの収益です。

健美家はまったく不動産の売買はしないのにサイトのちょっとした広告からだけで間違いなくコンスタントに稼げるのです。

しかも健美屋は自分でコンテンツをつくっているわけではありません。

さらに、不動産仲介業者が健美屋のサイトに物件を掲載してもらうために毎月固定費を払い、なおかつ物件数に応じて、より高い費用を払っています。

たぶんこっちがメインの収益ですね。

健美家が頑張らなければならない最大の仕事はサイトのシステムを構築してサーバーを24時間安全かつ安定して稼働させることでしょう。

う~む...。

不動産投資をするために必死に物件を健美屋のようなサイトで探し続けていると、このようなことにふと気づいてアホらしくなってきます。

不動産なんか買うよりは、こういうシステムを構築した方が楽で儲かるんじゃないか。

お金を儲けるということは行き着くところ

「数か質か」です。

健美家の稼ぎの仕組みで説明すれば、巨大なトラフィックをサイトに集めるという「数」のビジネスです。

大きなトラフィックを呼び込めば巨額のキャッシュフローを生み出すことができます。

このあたりは不動産投資も同じような論理で、賃貸物件の数を持てば持つほどキャッシュフローは増大します。

健美家の宣伝文句:

・月間約 12万人の来場者
・月間アクセス 1,242万 ページビュー

これを不動産投資に言い換えると

所有アパート1200棟
月間家賃収入1242万円

てな感じです。

どっちが楽なのかはわかりましぇん。

どっちも不労所得じゃないのだけは確かです。

*銀行融資状況-スルガでアパートローンより住宅ローン借りて賃貸併用住宅の方が良い?

2009年7月26日日曜日

不動産投資:ウィルコム(PHS)基地局の付いた収益物件で稼ぐ



東京23区西南部の賃貸需要の高い地域で物件調査を実施した。

RC4階建てで事務所付き。タイル外壁の立派な物件で築20年以上たっているとは思えないほど外観は美しかった。

屋上を見ると、携帯電話の基地局らしいものが建っていた。収益物件で、このようなものが設置されているものを発見したのは今回が初めてだった。

接近するとウィルコム(Willcom)のロゴが見えた。

実は、この会社は自宅の賃貸併用住宅を建築するときに、基地局が設置できるかどうかを問い合わせたことがあった。

お答えは、お宅のエリアではもう必要ない、ということで残念ながら実現しなかった。

携帯やPHSの基地局設置で使用量を稼いでいる大家さんがいる。しかも○○十万円単位で。

そういう話を聞いていたので、なんとか手に入れたかった。


あるブログによるとウィルコムの場合、

引用開始

設置使用料年額 48,000円
電気使用料年額 37,500円
1年分一括で先払い
契約期間3年で期間満了3ヶ月前までに意思表示無ければ自動継続

引用終了

という契約だったそうだ。


PHSではなく携帯電話の基地局だと、かなり大がかりな鉄柱を建てたりする必要があり、建物の強度が問題になるようだ。

その分、賃料はPHSに比べるとかなり割高になる。


ある掲示板によると、

引用開始

基本的スタンスとしては、地域のテナントや賃貸マンションの賃料(坪単価)を参考に面積×坪単価+アンテナ本数×1万円程度 で月額賃料の初期提示をします。

交渉により増額要求があった場合、その建物に基地局を設置した場合の重要度に応じて増額要求に応える。という感じで、12万円/月は平均的な数字です。

引用終了

この調査物件に関しては、

事務所は空きなので、埋めなければならない。

いったい賃料は、どれくらい...?

などと妄想していたら不動産屋さんから電話あり。

なんと、現金で満額購入希望の買付が2件も入っているとの情報。

PHS基地局付き収益物件の夢はつぶれた...

おそるべし!23区の人気エリア。

やはり、このエリアで利回り10%超のRCはお買い得である。

このような物件が最近、出始めているようだ。

ここ1年以内に収益物件は買い進めていかないといけない。

2009年4月25日土曜日

不動産投資の物件調査-買付を入れ部屋を見せてもらう方が良い



東京ねずみらんどの駅近くで売り出されているアパートの空き室内部を見せていただいた。

15年ものにしては、外部の管理も行き届いているし、部屋内部は壁紙も交換してあり、全体的にこぎれいであった。最近、立て続けに小汚い放置物件を見てきたので、あまりの落差に「なんと美しい」と感心してしまった。フローリングも部屋が広く見える効果のある幅広のものを使っていた。

冷静に考えると、それくらい、きれいにした状態で賃貸付けするのが常識かな、と思った。しかし、それができない大家が結構多いのではないか。今まで物件を見てきて、そう感じる。

ちょっと利回りの高い物件になると物件の管理の悪さ度がアップする、という法則を最近確認していた。だから、この物件の利回りはこれ以上は上がらないな、と悟りあきらめた。
幅広フローリング

仲介業者さんが、この価格では、売主にはもっていけません、というレベルの指し値を入れて、買付を提出していた。空き部屋を見せていただいて、やっぱり無理だと納得した。

買付を入れると、部屋の中を見せていただけることが多い。やはり、せっかく物件を調査するのなら、中を見せていただいた方が、売主の状況をより深く知ることができるので、この方法が良いなと思った。

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2009年4月13日月曜日

不動産投資:違法建築でもしゃあしゃあと売りに出している収益アパート



日曜日に物件調査に出かけた。JR東F橋駅から歩10分の物件。木造2階建てアパート。

利回り12%。閑静な住宅地。などという宣伝文言がマイソクに並ぶ。

マイソクを見ていて気になったのが建ぺい率40%、容積率80%。アパートにしては以上に低い数値。

でも、深く考えずに現地へ。

ん?

なんか、敷地いっぱいに建ってるよね。40%??

ありえね~~

しかし、周りに立つ住宅も、どう見ても40/80で建てられているようには見えなかった。

この数字が正しいとすれば、この近辺はすべて違法建築か....。

仲介業者に、この建ぺい率・容積率が正しいのかどうか問い合わせてもらった。



結果、違法。

オーナーは工務店で、建て増ししているらしい。

違法建築なら銀行融資は無理。

オーナーは、それを分かって建てたのなら、売るという出口は考えていないということだろう。

分からなかったのなら大失態。

それでも世の中には違法物件でも買いたいという人もいるから、売っちゃいなさいと勧められたのか。

不動産取引の世界は、違法、合法も含めて、色んな物件が、堂々と売りに出されている。それを仲介する業者も、いったいどこまで、違法、合法の色分けを理解しているのか分からない。

最終的には、その物件を買おうとしている人間が、分かっていなくてはならない。投資は自己責任というが、不動産投資も、まさにそういうことだ。

仲介業者が教えてくれなかった、という泣き言は通用しない。

自分が持つ知識と判断力だけが自分の身を守る道具である。

40/80の物件を、何の計算もせずに見に行こうとすること自体が、投資家としては、NGである。

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2009年4月9日木曜日

不動産投資の勉強:トマソン物件を十条で発見



十条で物件を見た後に駅へ戻る途中で、とんでもない建築物を発見した。

それが、「建築物」というものなのか、「建築を放棄したもの」なのかは、わからない、まったく意味不明のものだった。

鉄筋コンクリートの鉄筋が縦横にむき出しになったままの構築物が目に入った。

いったい何だろうとその建築物が立つ路地へ入ってみると、鉄筋コンクリの構築物の真横には木造の古い家屋が隣接していた。

しかもできそこないのRC構築物と古い木造家屋の接続した部分には駐車場スペースがあり、車が鎮座していた。

そのコンクリの建物?らしきものは2階建てのつもりのようだが、2階部分は中途はんぱな状態で建築がストップした感じで、半分構築されたコンクリの壁の中から鉄筋が突き出し、これからコンクリの流し込みを待つかのような風情で空中に浮いていた。


もうあまりにも古いが、これをトマソンと呼べるのだろうかと思った。つまり、役には立たないが、何か深い意味ありげに見える芸術的存在としての構築物である。

収益物件の調査に来てこのようなものを発見するということは、真剣な投資の調査の中でのホッとする息抜きの瞬間である。

たぶん土地以外の資産価値はゼロであろう。このようなものは、本気で探せば、都心には無数にころがっているかもしれない。

こういうものを見ると想像力の翼ははばたく。

建築ヲタクの家主が、自力DYI方式で鉄筋コンクリの家を造ろうとするが、あまりの難事業に耐えられず、途中で建築を断念した。


同じく建築ヲタクの家主が、素敵な家を設計したが、とても役所の建築確認が下りるようなものではなく、それでも必死に抵抗して建築を勝手に進めたが、公的な強制力により、建築を停止させられた。

想像力が羽ばたくものが、芸術(アート)である。

*銀行融資状況-スルガでアパートローンより住宅ローン借りて賃貸併用住宅の方が良い?

2009年4月5日日曜日

かなり不利な条件でも収益物件は激安物件とはならない23区

JR十条駅から歩15分の住宅街にある木造2階建てアパートを見学した。駅前からかなり長いアーケード商店街があり、買い物には便利そうな商店が豊富にあった。駅から遠くても活気のあるお店や通りがあると単調ではないので、距離を感じない場合がある。

現地に近づいた場所にもスーパーがあり、近隣環境としてはなかなかよろしい。

しかーし、実はアパートは高台の崖の中腹のような場所に建っている。ここに到達する道は狭い階段しかない。もちろん車は通れない。このアパートに到達するのに階段を避けるのは難しい。

崖の上に建っているので、見晴らしは良く、日当たりも良い。長く奥まった旗さお地という大変不利な環境にもかかわらず、10室中空きは1室だけ。満室利回りは9.6%。

この階段を住人の女性は自転車を抱えて登って出かけていかれた。すごい根性だ!軽い自転車じゃないとキツイ。

「人間って、どこでも住んじゃうんだな」



そんなのんきなことを考えてしまったが、このアパートは利回りから計算すると1部屋63900円の家賃となる。これだけ生活上不便を強いられるような場所でも、これだけの家賃を払って住む方がいらっしゃる。

20㎡足らずのワンルームなのに、都心への交通の便が良いという条件は、やはり想像以上のアドバンテージがある。そこに住みたい、と思えば、自転車を抱えて上り下りするなんて、たいした問題じゃない。そう思える人だけが、お金を払って住んでいる。

この物件はかなり長期間売れ残っている。利回りの割りには売れない理由はわかったが、値下げもしないところをみると売主は強気なのか。売る気がないのか...?

こんなところに建物を建築するのが大変だということは、自分が旗ざお地に家を新築した経験からも想像できる。ということは、建築に予想以上に費用がかかってしまい、売値を下げることは難しいのだろうか。

色々考えてしまうが、売値では、到底銀行融資がつくとは想像できない。したがってあっさり転進。

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2009年3月30日月曜日

空室対策では家賃を下げるより敷金礼金ゼロゼロ物件が有利だと勧める不動産仲介業者



JR西川口駅の周辺で収益物件調査後、駅近くの仲介業者に賃料相場などを聞いた。敷金礼金については、営業マンは、堂々と、「ゼロゼロが絶対有利である」と断言してくれた。

家賃を下げるよりは、敷金礼金をゼロにした方が有利である。このあたりで、賃貸を探す人は外国人が多いのである。駅前には韓国料理店が多かったし、韓国人や中国人が、街を歩き、不動産屋さんの前で広告を見ていた。

こういう方は、やはり、敷金礼金ゼロじゃないと入らないそうだ。完全にゼロとういうわけではなく、退去する際に、内装負担金として1カ月分を支払っていただくか、その半額くらいをクリーニング費用として、いただく契約のある物件もあった。

最初にまとまったお金を出すのはキツイが、後からならいいよ、という感じらしい。

この業者はゼロゼロを売りにしている。いったんこの店でチラシをもらって、他の業者をあたる人は、結局、他でゼロゼロを見つけることができずに、この業者にもどってくる。そういうお客さんをしっかりつかんでいる。

賃貸物件の供給過多地区では、ゼロゼロからさらにフリーレントへ進んでいくらしいが、この地域では、そこまではいっていないと言う。

もうひとつの仲介業者にも聞いてみた。そこでは、西川口は京浜東北線では家賃が最低レベルと言われた。従って、最初に準備できる家賃のトータルは20万円を限度として、物件を探す人が多い。

外国人を入居者として受け入れる大家さんも多いが、ゴミ出しのトラブルが最大の問題。確かに物件を見ると、掲示板に中国語、韓国語など複数外国語で、ゴミ出しの注意書きが貼られていた。

外国人を入居者とする場合は保証人をつけることは難しいので、緊急連絡が取れる日本人を確保しておいた方が良いとアドバイスをいただいた。

以前にセミナーで、外国人を賃貸入居者とするリスクは日本人より高いわけではない、と聞いたことがあった。ゴミ出しの問題も、事前にきちんと理解できるように説明しておけばよいし、滞納については、払えなくて退去を迫られると、さらに部屋探しが難しくなるという怖れがあるので、きちんと払う人が多い。

「外国人」というラベルでひとまとめにくくってしまい、入居お断りを続けていたら、賃貸業は行き詰まる地域が増えていくような気がした。

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2009年2月28日土曜日

投資用高利回り収益物件-ボロボロかハイリスクな状態にある...のが普通か



激安?高利回りの物件を都心へ電車で40分の地域で見つけ、現地調査に行った。

かなり状態が悪いと仲介業者から聞いていた。

やはり...ひどい。築20年の3階建て鉄骨造、前面タイル貼り。階段、ベランダの手すりは、さびだらけで、一部溶解していた。

今回、収益物件調査では、初めて、業者さんに鍵を開けてもらい、部屋の内部まで見せていただいた。


外はひどかったが、中もひどいのであった。16室(17?)中6室空いていたので、空き部屋を見せていただいた。

すべての空き部屋は、賃借人が出て行った後、クリーニングもまったくせずに、ほったらかし。いったい、いつから空き状態なのかはわからないが、ホコリだらけで、ゴキブリの死骸が床にころがっている。

2階の部屋の天井に約1メートル四方の大穴が開けられて、というか破られていて、天井の残骸が床に散乱していた。床には水のしみのようなものがあり、破られた天井から水が漏れていたのでは、という疑いがある。

雨漏りがあるらしいが、住民からの苦情はない、と事前に聞いていたので、この空き部屋に雨漏りがあったのか、などと想像した。


穴の破られ方は、破片も片付けられていないので、どう見ても職人さんが工事をしたという風情ではない。

こういう天井に穴の開いたような物件を買い、リフォームして、高利回り物件に仕上げた人がいる、ということは聞いたことがあるが、自分がそのような物件を目撃することになるとは思いもよらなかった。

しかし、現実にこういう物件もあるし、このような状態にしてしまった状態で物件を売りに出すオーナーも確かに世の中には存在する。そういうことを確かめられただけでも大変な収穫だった気がする。

これだけ、物件に手をかけずに放置して、挙句の果てに、投げ売りのような価格で手放そうとする人とは、どんな人なのだろう。

よっぽど金に困ってるか、全然困ってないけど、物件を持っているのが面倒くさいから手放したいか、どっちかだろう。

こういう売主は、買主にとってはおいしい。

10年に1度の取引は、こうやって、やってくるのか。

でも、すでに買い付けは入っているらしいので、より高い値をつけないと相手にしてもらえないだろう。

それより、こんな汚い物件で銀行融資はつくのか。

今の価格で、現状利回りでも12-3%はある。リフォーム、修繕費用がかなりかかりそうだが、それでも利回りが10%以上というのは、なかなか良い条件だと思うが、雨漏りリスクとリフォームの大変さに耐えられるかどうかが大きなポイントだ。

2009年2月18日水曜日

不動産投資で投資用物件を効率的にネットで探すテクニックのメモ



一年くらい前に妻がつくった投資用物件を効率的にネットで探すための手順を書いたメモである。紙に印刷してあったが、なくなる前にブログに記録しておけば自分で作業する場合も便利かと思い、ここに自分用のメモとして書いておく。

不動産ジャパンで見たい路線をチェック

安い順に並び替え

上から見ていき築年数で選別

RCは昭和57年、1982年以降しか見ない

鉄骨は平成7年、1995年以降

ひととおりチェックしたら詳細を見る

不動産連合体、建美屋でも繰り返して見る。

チェックした物件はとりあえずブックマーク

チェック終了後、再度物件を確認して業者に電話して販売図面を送ってもらう。

販売図面をまとめて築年数、構造、権利関係などを再度チェック

不適格なもの(再建築不可、借地権など)を除く

路線化地図、グーグルマップ、インフォシークマップ、ホームズ、アットホーム、ウィキペディア、登記情報提供サービスのサイトを開いておく

グーグルアースは開くとPCの動きが遅くなるので、必要な時に開く

すべての路線価をチェックして土地の評価額を計算

すべての建物の評価額を計算

路線価と建物評価額を足して物件の評価額を計算

評価額÷販売価格=積算評価割合→高いほど良い

物件の想定賃料から平米賃料を計算する

マップで住所を検索して場所を確定

マップをクロースアップと引きで見て周りの環境を調べる

大規模な施設、気になるものがあれば販売図面に書いておく

アップと引きの地図をプリントアウト

グーグルアースで、さらに現地の状況を確認

周辺の建物はどのくらいの高さか、日当たりは、地形は、土地の高低は、などを調べる

チェックした内容を販売図面に記入

ホームズで需給関係を詳しくチェック

アットホームで人口推移やその場所の環境など細かい部分を調査して必要に応じて印刷

アットホーム、ホームズでその地域の同じような築年数の平均賃料と平米賃料を調べ、物件の1㎡の賃料を割り出し、それが、調査中の物件の数字と乖離していないかをチェック

空き室がある場合、アットホーム、ホームズで、その部屋を募集しているかどうか調べる

賃料が分かったら、販売図面に書いてある情報が正しいのかを照らし合わせてチェックする

ウィキペディアで、その地域の情報を調べる

必要な情報は印刷かメモをする

登記情報サービスで登記事項証明書の内容をチェック

甲区で所有者をチェックして、乙区で債務関係の抵当権を、いつ、いくら、返済期間はどのくらいか、などを見る。そうすることにより、相手の残債を知り、いくらまで値引きが可能かを想像できる。

2009年2月3日火曜日

空き室だらけの収益物件を都心で発見



JR中野駅から徒歩10分のRC物件。

空室率80%。

というか15室中12室空いている。

ひょっとすると2室しか入ってないかも。

玄関脇に貼ってある募集広告で、外人さん専用として募集しているらしいことがわかった。

こんなものを1カ月で満室にするには・・・

サブリースか。サクラハウスに頼んで外人専門ゲストハウスか。

賃貸業者にじゅうたん爆撃して、広告費がっつり払うのか。

こんなものを面白いと思うのか、つらいと思って転進するのかで、投資家の胆力が問われる。

どうやら業者さんが持ち主で、めんどくさいから募集していなかったらしい。

しかも去年の8月に転売目的で買ったらしい。

駅前賃貸業者によると、平米数からすると家賃相場は7万くらいだろうかとのこと。

賃貸情報サイトで見ると、空き部屋は「木目壁紙」!

今は珍しい昭和のかほり満載の蛍光灯シェード。

さらに某不動産コンサルタントなどがお勧めのポップが貼られている。

これで家賃8万では、入るはずない。

はじめからこの内装なのか?

それとも途中でそうなったのか?

定かではないが、賃料設定間違ったあげくに間違ったリフォームで撃沈した物件であることは明らかになった。

*銀行融資状況-スルガでアパートローンより住宅ローン借りて賃貸併用住宅の方が良い?


不動産投資の学校

2009年1月25日日曜日

世田谷、中野で収益物件見学



中野区と世田谷区の収益物件を見学。まず行ったのは東急世田谷線松原駅3分の世田谷区赤堤のRC3階建て。業者の宣伝文句は「投資に最適の高利回り」、「閑静な住宅街 全戸南向き」。

謳われている高利回りというのは、満室想定9.69%。

これは、人気の世田谷では、高い方だろう。

あくまで、満室時の「希望」利回りである。

オーナーが1階に居住で7SDK。この部屋の想定賃料が450000円。これを賃貸するのは厳しいのでは...。

1989年築で外壁タイル貼り。以前、賃貸で住んでいた目黒の物件と似た築年で、つくりも似ていた。このバブルの時代に都内で建てられた物件は、かなり無理してがんばったものが多いのではないかと推測している。

全体の雰囲気は、あまり、管理に気を使っていたと思える風情はなかった。玄関入り口の上にあるアーチの鉄骨は塗装がはげてさびていた。

「できるオーナー」なら売り出しの前にペンキでも塗って「ボロ隠し」をして物件の価値を上げようとするのではないかと思うが、そういう形跡はない。

ほとんど何もせずに20年が経過しました。そんな感じである。

2億超えの売り出し価格。これでは、利益を出すのは難しいのではないか。


*****


中野区の物件も同じく89年築であった。

こちらは木造2階建て。6室ですべて14㎡以下のワンルーム。満室利回りで11.04%。

JR中野駅から10分で、北口の人気のある中野ブロードウエーとは反対方向の住宅地である。

アパート周辺は、駅近ではあるものの人気地区とは違ううらぶれ感が漂い、大通り沿いのビルの1階もテナントが入っていなかった。近くに建っていたタガキプランニングが管理しているデザイナーズ物件も空き室があるようだった。

やはり、同じ中野といっても、客付けの観点から、人気のある地区と、そうでない地区は、全然別物だな、ということが現地を見るとよく分かった。

徒歩でわずか10分しか離れていない地域でも、投資家からすれば、危ない橋を渡ることになるかもしれない大きな違いがあるのだ。

*銀行融資状況-スルガでアパートローンより住宅ローン借りて賃貸併用住宅の方が良い?

2009年1月20日火曜日

不動産投資物件調査:武蔵小山の収益物件、すでに買い付けが入っていた



日曜日に見学した武蔵小山駅近くの築古アパートの収益物件は、すでに複数の買い付けが入っていた。なんと満額で。

 これから収益物件を購入するにあたってお世話になるかもしれないリック住宅センターへごあいさつに行き、お話をうかがったら、そういう事実がわかった。

 指し値を入れて買い付けを入れてもいいかなと思っていたが、あっさり転進した。

 リスク要因もある物件だったので、10%程度の利回りで購入するのは、自信がなかった。自信のある投資家の方が即座に買い付けを入れられたようで、その胆力には敬服する。

 東京の方ではなく、関西の方のようで、都心の物件の人気には、住んでいながら、ちょっとびっくりした。

 こんな感じで、ずるずると買えずに、焦ってしまったりするかもしれない。要するに買えなかった物件は「買わない方が良かった物件であるに違いない」と思っておけば気は安らかである。

 ドルフ・デルースが言う10年に1度の物件は毎週出てくる...はずであるから、気にしていない。

 本日は、幕張本郷駅徒歩5分の鉄骨3階建て物件を見学した。

 5500万円で満室想定利回り10.45%。

 現在空き1室。1階は貸事務所で残りは6部屋。

 駅前は閑散として人も歩いていない。

 物件周辺は住宅とアパート、マンションばかりである。

 地域の事前調査をまったくしなかった。不動産業者さんによると、いわゆるベッドタウンらしい。

 海浜幕張にある企業に通う人たちが住む場所で、企業地域へのシャトルバスもあるとのこと。

 平成5年築の物件自体は、まだまだ大丈夫そうだった。しかし、高架のすぐそばで、日当たりは、あまり良くなさそう。

 周りに建つ古い戸建賃貸などが、マンションやアパートに建て直されたら、競合物件が増えて苦戦するかもしれない。周辺のアパートは、意外と空室は少なく、駅前の賃貸仲介業者の数も多いので、客付けには、それほど苦労しないのかな、という印象もあった。

 貸事務所が空いてしまったら、住居3室分の賃料を失う。ここで、貸事務所の需要がそんなにあるのだろうか。これはちょっと怖い。

*銀行融資状況-スルガでアパートローンより住宅ローン借りて賃貸併用住宅の方が良い?

2009年1月18日日曜日

不動産投資物件調査:武蔵小山駅-収益物件の見学に久々に出かけた



自宅マンション売却プロジェクトから解放されて、初の収益物件見学に出かけた。
都内の木造アパート(4室)で2900万円。東急目黒線武蔵小山駅から徒歩10分ほど。

昭和51年築で和室。

現況満室で表面利回り10.6%。

最高家賃67000円、最低家賃61000円。

和室の古アパートで6万円以上もいただけるというのは、すごいなと思った。

駅に到着して、目の前の不動産屋さんの店舗があったので、賃貸図面をのぞいてみた。

か、かなり高い。6万円以下の部屋などは、店頭には見あたらない。

日曜の昼間だった。駅前の人通りは多く、商店街には活気がある。

物件に近づくと、戸建住宅とマンションが混在した住宅街となる。駅から物件までの道のりは、飲食店舗もあり、寂しくはない。

物件は築年数なりの趣ではあったが、外壁の状態などを見る限り、ある程度きちんと保守管理されている建物のようであった。

アパート前面の私道は3メートルで、いわゆる2項道路である。どこを基点に測ったらよいのかよくわからなかったが、3メートルない部分もあった。私道に入り込む入り口部分に建つ家は、明らかに大幅に私道に食い込んでいた。

家を新築した経験から考えると、このような間口の狭い私道を出入りして、家を建築することはかなり厳しく、へたをすると、かなり余分な金がかかる。

建て直しを前提とするとかなり厳しい土地であることがわかった。

つまり、不動産投資の出口を考えると、土地をマイホーム用として売り出した場合、あまり高値は期待できないのではないかと感じた。

周辺の同様のアパートやマンションなどをチェックすると、ほとんど満室である。高賃料で入居率が高い地域であることは間違いなさそうだ。

築古の木造アパートで、これだけの高家賃を取れている理由は、かなりの人気地区で、供給過多ではないからだというのが、歩いてみて実感できた。

駅前の商店街は、長距離におよび、スーパーや100円ショップもあり、およそ生活に不可欠な店はすべて網羅していた。店をのぞくと、物価は、同じ沿線の目黒、渋谷などより、2割安くらいではないかと推測する。飲食店も割安だ。

都内の築古物件は、このような条件の良い場所だと、かなりリスクは低いと思う。買い物に便利で交通アクセスが良ければ、建物は少々ボロでも、入りたいと思う人は、たくさんいる。これが、地方や郊外だと同じ家賃では、まず入居は望めない。

立地が有利であれば、建物の優劣は、あまり意味がなくなる。常識的には、敬遠されると言われる和室でも人気の地域であれば、さほど不利な条件ではない。むしろ畳の部屋に住みたいと思う人にとっては、そのような物件が、そういう地域に少なければ希少物件となり、有利になる。

へたにリフォームしてフローリングなどに変えてしまう必要もないかもしれない。

うまい値段で買えれば、ローリスク・ハイリターンの物件となるようなものが、都心の人気地域にはひっそり息づいているのかな。新たな視野が開けた。

*銀行融資状況-スルガでアパートローンより住宅ローン借りて賃貸併用住宅の方が良い?

2009年1月3日土曜日

不動産投資の物件探し 素人が100件見るのは無駄か



不動産投資の収益物件を100件見れば最終的には1件は買える。そういう法則がある、と不動産投資の専門家が言うし、不動産投資の書籍、セミナーなどでも教えられている。

 これに対して不動産投資物件を扱う業者の方が疑問を呈していらっしゃる。


 つまり、ネットなどで表に出ている物件はすでに売れ残り物件で、「お宝」ではない。たとえ見つかったとしても、サラリーマン投資家のように「片手間」でやっている素人が、ちんたら融資の申し込みを銀行で行っている間に、もっと良い条件で買い付けを入れる業者や資産の豊富な人に持っていかれる。

 ゆえに、延々時間をかけて物件を見て回るより、直接業者に相談して、そこから物件を購入した方が時間の無駄を防げて、探し回っているだけの人よりキャッシュフローを稼げる。

 そういうことらしい。

 物件を探す能力やスピードでは素人の勤め人が業者にかなうはずがない。

 「表」に出ている物件は、「両手」で手数料を取ることをあきらめた業者が、売却の最後の手段として「表」に出したということ。

 この2点に関しては、確かにそうだと思う。

 素人が野菜を買うのに、卸売り店や農家に行かない。八百屋やスーパーに行くだろう。当然、高い品物をつかまされている。不動産業者が手数料を取ったり価格を上乗せしたりするのと同じだ。

 素人がスーパーなどの小売店で野菜を買ってお得な目に会うためにはどうしたらいいのだろう。

 まずキャベツを買うとすれば、どんなキャベツが良いキャベツなのかという基準を自分で判断できる「目」がなければならないだろう。

 色んな店に行ってみて、値段を調べてみることも必要だろう。季節による違いもあるだろう。店のある地域によっても違うだろう。

 そうやって蓄積した情報と知識が、卸売りや産地より高いはずの小売店でキャベツを買うときに役に立つかもしれない。ひょっとすると卸売りの店よりお得なものを見つけられるかもしれない。

 確かに時間をかけて見てまわるよりは、不動産業者のお店に行って、「これください!」と言って買い付ける方が手っ取り早いし、楽だ。

 しかし、その「買う」という時の判断力は、100件見て回った人と3件しか見ていない人とでは雲泥の差があると思う。業者に勧められる物件の真贋を見破るという点において、「物件をたくさん見なかった」という事実は大きなリスクになる。

2008年5月6日火曜日

RC5階建て収益物件に買い付けを入れてみた



本日、RC5階建ての物件に買い付けを入れた。すでに1番手で買い付けを入れていらっしゃる方がいるので、だめかなと思ったが、とにかく行動を起こしてみなければ何も始まらない。

妻が探してきた物件で、東京都下で、この利回りは、なかなかないので、購入を目指すべきだと、強力に背中を押された。実際に現地に行くと、駅から徒歩18分もかかるのに、ほぼ満室だった理由がわかったような気がした。

建物自体の管理が良く、築年(22年)の割りに、全体の身だしなみが良かった。駅から物件までの道のりは、幹線道路沿いで、交通量もかなり多いが、徒歩でぶらぶら行った感じでは、雰囲気は悪くなかった。

現地の隣には畑があり、作物を道端で無人販売していたりする。のんびりした空気が漂うのが、住居としては、イケテルのかな。


なにしろ単位が億なので、書類に字を入れるときに心配になった。ケタを1個間違ってたら窮地に陥るのかななどと考えてしまった。しかし、不思議なことに買い付けの金額欄に1.29億円などと書くのは、さほど躊躇もないのに、なぜか、手付け金の欄に300万円と入れるときに、「待てよ」などとブレーキがかかる。

ゼロの数がやたらと多い部分は、現実感がなく、少なくなればなるほど、自分の「身銭」だと思うと怖くなるのだ。「借金で払う」のと「自分の持ち金」で物を買うのとは、こんなに心理的に違うのかな、と自分の人体実験で感心した。

*銀行融資状況-スルガでアパートローンより住宅ローン借りて賃貸併用住宅の方が良い?

2008年3月24日月曜日

不動産投資の勉強:アレな店が付いている収益物件はどうだろう



2月の第4週くらいから、週末は特別な用事がある場合を除いて、必ず物件見学に行くようにしている。毎週、一度も行ったことのないような、あるいは二度と行くことがなさそうな地域へ旅行をしている。

電車で1時間程度の場所でも、「はあー、こんな所にも若者はたくさんいるんだ」とか、「ここにも居酒屋のわXみはあるんだ」などと感心している。


旅行と言えば、外国という考えしかない自分にとって、毎週のプチ旅行は、不動産を買うなどという動機がなかったらありえないことだった。ひとつ新しいことをはじめたおかげで、見聞は広がった。今のところ物件を探すのが精一杯で、周辺状況まで調査できていないので、残念ながら、物件調査後のお楽しみとしてのレストランめぐりができていない。



これからの課題は、物件リサーチをスピーディーに仕上げて、さらに自分好みの店が周辺にあるかどうかまで、調べ上げて現地へ出かけることだ。これが、できれば、物件旅行は、自分にとってさらに付加価値のある情報蓄積になる。

 日曜日に見学した物件は、1階に店舗ということだった。住宅街にある店舗というのは、どういうものだろうな、と気になった。店舗が付いていても、なぜか販売図面には何の店なのか、という記述がない。商業物件ではないので、お店が何であろうと関係ない、という感覚なのであろうか。その店舗が、物件の「売り」になっている場合じゃないと、業者は宣伝したくないのだろうか。

 色々考えていても、ようするに行けばわかるのである。

 今回は、「あちゃー」であった。薄汚れた3階建て鉄骨造のマンションの1階にあったのは「パブスナック」の看板であった。想定利回り9.9%で、耐用年数残存期間も18年あったので、ちょっと見てみたかったのだ。店舗付き賃貸住宅は、店舗が魅力的だったら付加価値になるかな、などという甘い考えで、つい魅かれてしまう。手の届きそうな価格と程好い利回りに誘われた素人の夢を打ち砕く存在だった。

 それでも、「収益が上がるのなら、それは良い物件だ」という考えも成り立つ。しかし、素人の一般常識的には、「お水系」はハイリスクということになる。融資も受けにくくなるだろう。ぐるぐる考える。なんとなくの結論は、「物件はまだ山ほどある」から、この程度の想定利回りでリスクを取る必要はない、であった。

 とにかく、まだ100件すら見ていない。


*銀行融資状況-スルガでアパートローンより住宅ローン借りて賃貸併用住宅の方が良い?

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